執筆ソフト(1) ― ワープロソフト

ワープロソフトのご紹介

ワープロ派の作家にとって、パソコンと共に執筆作業に大きな影響を及ぼすのがワープロソフトです。スムーズな文字変換や、使い易い縦書き機能等、その特徴の違いによって使い勝手が大きく異なりますので、作家にとってはこだわりたいところです。

ここでは、いくつかの代表的なワープロソフトをご紹介いたします。ご自身の執筆環境に適したソフトをお選びいただければ幸いです。

代表的なワープロソフト

一太郎

一太郎は日本語を極めたワープロソフトですので、日本語で執筆するのであれば最適のソフトであると言ってもいいでしょう。その一太郎の最新バージョンが、2016年2月5日発売の「一太郎2016」となります。

「一太郎2016」では、モバイル対応が強化され、スマートフォンやタブレットで利用しやすくなっています。さらに、文字アートや写真の切り抜き、新聞テンプレート、新聞書体、電子書籍作成用のツールパレット等の機能が新たに加わっています。

上位バージョンとなる「一太郎2016 プレミアム」には、30万語を収録した「日本国語大辞典 for ATOK」、高品位フォント「モトヤフォント8書体」が、そして、最上位バージョンとなる「一太郎2016 スーパープレミアム」には、13万8,000項目を収録した「ブリタニカ国際大百科辞典」、一太郎監修者によるガイドブック「とことん一太郎」が新たに加わっています。

ATOKに関しては、見ているページに合わせて最適な変換候補を表示する「ATOKインサイト」や、入力ミスを自動で修正してくれる「ATOKタイプコレクト」などの新機能を備えた最新のATOK2016が搭載されています。

これまで、ワードしか使ったことがない方は、是非、一度お試し下さい。作家向けの高機能なワープロソフトになっています。

※対応OS:Windows Vista/7/8/8.1/10

◆公式サイト
一太郎2016 詳細ページ icon
  商品名

 

 

Microsoft Office Word

Wordと言えば、ビジネス界ではワープロソフトの代名詞とも呼べるほどになっています。このソフトは、もともと英語での入力を前提に開発された商品なんですが、日本語での執筆という観点からみても、なかなか充実しています。

特に、マイクロソフトの強みとでも言えますが、ネットを有効利用した機能が充実しています。例えば、OneDrive といったクラウドにファイルを保存することで、文書を共有しながら操作することも簡単にできます。また、オンライン画像やオンラインビデオを直接文書内に保存できるため、別途、コンピュータに保存する必要がありません。

Wordであれば、互換ソフトを含め大抵のパソコンに対応ソフトがインストールされているので、原稿データを他のパソコンに送っても問題となることはほとんどないでしょう。他のマイナーソフトであれば、原稿を送ったものの、相手先のパソコンでは開けない、といった問題が発生することがしばしばあります。

ただ、小説のような長文を書く際には、使い勝手が良いとは言えないかもしれません。これはWordに限ったことではありませんが、こうした一般的なワープロソフトでは、文字データと共に文字修飾データ等の周辺データも一緒に保存するので、文書データの容量が大きくなってしまうのです。

そのため、ソフトの起動時やメールでのデータのやり取り、執筆に際しての動作が重たくなってしまい、ストレスを感じることがよくあります。そうした時は、エディタを利用する方が良いかもしれません。

もちろん、外観にこだわった美しい文書やチラシを作成したいのであれば、Wordは極めて優秀なソフトであることは言うまでもありません。

※対応OS:Windows 7/8/8.1/10/Mac

  商品名

 

 

Kingsoft Office

こちらは一見、「Microsoft Officeのコピー商品か?」と思わせるようなソフトです。Kingsoft Office 2016には、ワープロソフトとして、Kingsoft Writer2016が同梱されています。他に、表計算ソフトやプレゼンテーションソフトも含まれています。

当然のごとく、ワードとの互換性も抜群で、PDFへの出力も簡単に出来ます。もちろん、縦書きにも対応しています。その上、価格はMicrosoft Officeの約7分の1といいますから、何ともお得なソフトです。

要するに、Microsoft Officeの普段あまり使わない機能を端折って、その分廉価に仕上げたというソフトです。

例えば、ワードで作業していて通常使う表示画面と言えば、作業ウィンドウと印刷レイアウトぐらいでしょう。KingsoftWriterでは、この二つに絞って、それ以外の下書きレイアウトやWEBレイアウト、閲覧レイアウトなどは備えていません。高度な編集や機能は使わないので、安く購入したいという方にとっては、もってこいのソフトでしょう。

公式サイトでは、30日間無料で使えるダウンロードサービスも用意されているので、一度試してみて、気に入ればそのまま使えばいいでしょう。

※対応OS:Windows Vista/7/8.1/10

◆公式サイト
キングソフト
  商品名

 

 

ThinkFree Office

ThinkFree Officeは、ソースネクストが販売している、Microsoft Officeとの互換性をもたせたオフィスソフトです。Microsoft Office 2016、2013、2010、2007のファイル形式が使えます。一方で、価格がMicrosoft Officeの約8分の1と、かなりお得なソフトです。

ワープロソフト「Write」を始め、表計算ソフト「Calc」、プレゼンテーションソフト「Show」が搭載されています。また、1クリックでPDFファイルを作成できる機能もあります。

さらに、無料オンラインサービス「ThinkFree Online」と連携しており、ファイルをオンライン上に保存することで、オフィスソフトがインストールされていない環境でも、webブラウザでファイルを閲覧・編集することができます。

※対応OS:Windows Vista/7/8/8.1/10

  商品名

 

OpenOffice.org 派生版

OpenOffice.orgという無料ソフトはご存知でしょうか? これは、高価なMicrosoft Officeに対抗して開発された無料の総合ソフトです。しかし、このソフトそのものの開発は終了しています。

一方、このソフトの派生版がいくつか開発されています。例えば、現在もバージョンアップが続いている「LibreOffice」、そのポータブル版「LibreOffice Portable」、OpenOffice.orgの資源をそのまま受け継いだ「Apache OpenOffice」、操作性などMac用ソフトと似るように工夫されている「NeoOffice」などがあります。

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