11.ブレーキのメンテナンス
HP掲載:2011年5月

おいらのストファイももうすぐ2年になります。
そろそろブレーキパッドの残量確認と清掃・メンテをしないといかんと
ずーっと思ってたんですがなかなか手付かず。
ようやく作業できたのでキャリパー取外し作業の手順を記載します。

まずはフロントから〜。
しかしデカイキャリパーである。
構成はシンプルそうだけど。
まずはM10のキャップボルトを8mmの六角レンチで外します。
キャリパーとキャリパーサポートの間にカラーも入ってるので
それも外しておきます。
しかし、キャリパーを外すのに苦労した(汗)
ブレーキディスクが330mmと、とてもデカイので
(通常、日本のSSで310mmとか320mmのはず)
ホイールとの隙間が余り無くて普通にキャリパーが外れん。
だからキャリパーを車体の外に押し出すようにブレーキディスクに
押し付けて、車体の内側のピストンを沈める事が必要。
その隙間を活かしてキャリパーを斜めに引きずり出します。
外すとこんな感じ。
まだブレーキパッドは3mm近くあるから1万キロはいけるね。
安いセール時を狙ってパッドは買っておこう。
んで、背中にはパッドスプリングが有りますね。
引き抜く方向の矢印の刻印が有るので抜こうとするが抜けない(汗)
なんか嫌な予感がしたのでピストンをパッドごと、
ウォータープライヤーで挟んで縮めてパッドを先に外しました。

うん、正解。

構造的にスプリングは先に抜けません。
パッド上部の突起部と噛み合う構造なので抜けないですね。
無理しなくて良かった。
パッドは大小異形の摩擦材の組み合わせですが左右共通。
左右個別より単価は安くなるだろうけど何か変な感じ。
だって共通だと、キャリパーに組んだ時に左右で大小の摩擦材の
前後の順番が逆になるじゃんね。
異形にする意味有るのか?
これがスプリング。
左側がキャリパー上ね。
右端(キャリパー下側)の突起部がパッド上部の爪と噛み合うから
先にスプリングが抜けない形になります。
キャリパーは1ピース。つまりモノブロック。
凄い剛性感が有る感じ。
パッドは両端の爪部がキャリパーの溝部でスライドする感じ。
スライドピンじゃないのね。
ストや1098のブレンボモノブロックキャリパーはパッドが
引きずり易いと聞いていましたが構造的に納得。
こりゃ動きが良い構造とは言えんね。
ただ、耐久力はメチャ有りそうな感じです。
ピストンも鏡面処理後に窒化処理らしく、面精度と硬度とは高いのでしょうね。
サツと布でなぜるだけで汚れが取れます。
やはりブレンボ、造りが丁寧だけど構造はシンプル。
余分な事をせず、基本構造を磨き上げて造られた製品ですね。

設計者として見習わねば。。。

さて、パッド清掃と交換の目処はつけたので時間がある時にやらないと♪
そういえば、キャリパー清掃とパッドの交換用にキャリパーのピストンを回す工具を購入。
AP製で¥2,000-弱で購入出来ます。
有るとピストンがクルッ!と回せるので掃除に便利ですよ〜!

さて、次はリアですね。
リアはキャリパーを外す前に色々と作業があって面倒臭い(-_-#)
まずはスピードセンサーケーブルとブレーキホースを固定してるナイロンバンドを切断。

つまり!

作業前にナイロンバンドを購入しとかんといかん訳です。
ここが既に腹が立つ(笑)
何故に余分な消耗品が発生するねん。
キャリパー側とマスター側で4本くらい固定してやがります。
そしたらスイングアーム下のホースガイドをネジ3本外して取外します。
ボールポイントかユニバーサルジョイントの六角ドライバーが無いとやり難いよ。
ここまで終われば簡単。
あとはキャリパーの六角ボルト2本外したら外れますが
注意はボルト1本外したらちゃんと片手でキャリパーを支えてようね。
じゃないとキャリパーが落っこちてホイールに傷がつくかもしれないので。
キャリパーが外れたら
@スライドピンを固定してるEリングを外す。
Aピンを抜くのですがBのスプリングが圧を掛けてるので、スプリングを押してピンに掛かる圧を緩めて取外し。
BCはそうすると自然に外れる(落っこち)ます(笑)
全部外したらバケツの中でザブ洗い(笑)
中性洗剤と歯ブラシで綺麗に汚れを落とします。
ブレーキレバーを操作してピストンを押し出す事も忘れずに。
但し、押し出しすぎるとピストン抜けてブレーキフルードがだだ漏れになるので注意です。
清掃後ね。
っていうか、フロントキャリパーでも思ったけどピストンは全然汚れてない(笑)
普通は黒い帯の汚れのかさぶたみたいな物が出来るのに。

たまーに高圧洗浄機でキャリパー内も清掃してるからか?
それともこのピストンに施工してあるメッキのお蔭?
はたまた純正パッドは汚れが付着しやすい樹脂を含んでいないとか?
なんにせよゴシゴシしなくても綺麗で、ブレーキ操作してもピストンが均等に出てくる。
本当にブレンボは良く出来てるなー。
清掃後は一応、キャリパー内でパッドが擦れる矢印の部分を軽くグリスアップ。
塗りすぎると汚れを呼ぶし汚れを含んだグリスが固着するので。
それから逆の手順で元通りに組付けたら完了です。
リアはフロントに比べて面倒臭いね〜。
「使うな」って事でしょうか?(笑)